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ぶらり西尾観光《其の12》刈宿の大仏

昭和の三大コンクリート大仏のひとつ

刈宿の大仏

刈宿の大仏

西尾にお住まいでしたら刈宿町にある刈宿の大仏をご存知の方は多いことでしょう。


国道247号線沿い、刈宿の交差点から南西に位置する場所におわします。

露座からの高さが約7メートル、全高約14メートルといいますから、奈良の大仏(14.7m)に全く引けを取らないサイズ感です!

 

昭和3年に鉄筋コンクリート造りで建立された大仏様はの内部は空洞で、阿弥陀如来像が祀られています。

 

この大仏様があるのは常福寺の境内。

常福寺の創立は古く、

 

「長徳年中(995~9)多田源氏満仲公の一子、源満国が、この地にたどりつき仮の宿と称し、亡母の菩提のため建立したと伝えられ、その後、宝徳2年(1450)再建、のちに天災野火にあい宝暦元年(1751)再々建されました。」(立札の記載より)

 

とあります。

実はこの大仏様、東海市の聚楽園大仏の作者と同じ方なのだそうです。

地元では漁師が多かったことからその安全を祈願して海の方向を向いて建てられたといいます。