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高下駄を履いた石像は天狗??
ぎょうじゃさん
こちらも吉良町にある国宝・金蓮寺弥陀堂のすぐ近く。
弥陀堂の裏手にある小高い丘の上にあります。
この石像は御存じない方も多いことでしょう。
さて、この石像ですが、天狗に見えて実はそうではありません。
行者さんというと修験者ですね。
修行をする人です。
立札曰く、
「この地には修験道の信仰もありました。登り口のこの地点に、役(えん)の小角(おづの)の石像が安置してあります。土地の人は『ぎょうじゃさん』と呼んで、親しんできました。」
役小角とは、
「飛鳥時代から奈良時代の呪術者である。姓は君。 修験道の開祖とされている。 実在の人物だが、伝えられる人物像は後世の伝説によるところが大きい。天河大弁財天社や大峯山龍泉寺など多くの修験道の霊場に、役行者を開祖としていたり、修行の地としたという伝承がある。」(wikipedia)
修験道の開祖だそうです。
凄い人ですね。
この石像にも霊気が宿っているような感じがしてきました。
今まで見向きもしていなかった方は思いを改めた方が良さそうです(汗)
続いて立札には、
「台座に宝暦の文字が見えます。今から二百数十年昔から、この地にまつられていたことがわかります。熱い願いをこめて多くの人がこの前を通り過ぎたことでしょう。」
とあります。
役小角の石像は随分長い間地域の方に守られてきたのでしょう。
吉良町饗庭のポテンシャルを感じますね。
とはいえここが修行の場だったとは知りませんでした。
いったいどんな修行をしていたのでしょうか?