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女山にそびえ立つ巨大な鉄塔の正体とは?
八ッ面山の巨大鉄塔(女山)
八ツ面山は標高67.4メートルの男山と標高39メートルの女山のふたつの山が重なっています。
と、先回もお伝えしました。
今回は女山の方です。
女山には巨大な鉄塔がそびえ立っておりまして、一体何の目的で建てられた鉄塔なのかご存じない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
で、調べてきました。
正式には「愛知県高度情報通信ネットワーク 八ッ面山中継所」といいます。
鉄塔の周りは柵で囲まれておりまして、説明も書かれておりました。
曰く、
『いつ起こるかわからない災害に対し、被害を最小限に食い止めるため瞬時に情報伝達ができることが何よりも重要です。
このため、愛知県ではIT(情報技術)の進展に対応した「高度情報通信ネットワーク」を整備しました。
このネットワークは、県民及び県地方機関、市町村、消防本部を結ぶものです。災害時には、県民のみなさまの安心を確保する高度な防災行政無線として、また、平常時には県民サービスの向上を図る行政通信システムとして、活用しております。
この八ッ面山中継所はネットワークの重要な中継無線局として24時間365日稼働しております。』
とのことでした。
長いのでかいつまんで説明をすると、「緊急時以外は行政が使っている無線用の鉄塔」ということでしょうか。
このシリンダー型鉄塔は高さが56メートルもあります。
女山の標高が標高39メートルですから…山よりも高い鉄塔が立っていることになりますね!
ちなみに、緊急時にはライフラインが寸断されている可能性が高いので無停電電源装置も重要です。
きっとこの無線局にもいいやつが設置されていることだろうと思い見てみると、「無停電電源装置 60分対応」とのこと。