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ぶらり西尾観光《其の24》岩瀬弥助奉納の石灯籠

岩瀬文庫を設立した弥助さんが奉納した石灯籠

岩瀬弥助奉納の石灯籠

岩瀬弥助奉納の石灯籠

伊文神社にある大きな石灯籠。

実は明治時代に名を馳せた地元の名士で岩瀬文庫を設立した岩瀬弥助さんが、文庫の設立を記念して奉納したのがこの石灯籠だそうです。

曰く、

 

「明治四十一年、岩瀬弥助は新屋敷町に岩瀬文庫を設立しました。その設立の謎を解くものが、文庫設立を記念して奉納建立した石灯籠で、そこには弥助の深い思いが刻まれています。原文ではわずか八〇字にすぎませんが、とりわけ重要なのは、文庫設立の目的についての記述です。原文では『之を身にも人にも施し、且つ之を不朽に伝えんと欲す』とあり、集めた書物を『一般社会に公開提供すること』と、同時にそのことを通して書物を『未来に保存すること』、この二つの理念が表現されています。…」(立て札より)

 

弥助さんは一般市民にはなかなか手に取ることのできない古典籍の本など8万点余りを私財を投じて購入し、一般開放してきました。

その志たるや立派なものです。

NHKの朝ドラでやってもいいくらいなもんです。

あぁでも朝ドラはヒロインだから弥助さんを支えた女性のドラマになりますね。

 

それにしても弥助さんの石灯籠は立派です。

その存在感は悠然且つ確固とした強い意志を示しているようです。