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佐久島に伝わる呪いの伝説
呪いの木
佐久島西地区の渡船場からすぐのところにある弁天サロン。
この2階に佐久島の展示コーナーがあるのはご存じでしょうか?
弁天サロンは島おこしの拠点としてオープンした場所ですが、普段は休憩所や観光案内所のような自由に出入りできるところです。
観光で佐久島に来る方は、ここに立ち寄っても大概1階でお茶を飲んで休憩するだけのような気がします。
で、「呪いの木」です。
これは弁天サロン2階の展示コーナーのガラスケースの中にひっそりと展示されています。
展示コーナーのメインは佐久島に点在する古墳の紹介や、船頭重吉の紹介ですので、見逃してしまう人も多いかと思います。曰く、
「佐久島の神社の森の中に、大きな樹木があった。どうしたことかこれが枯れてしまったんで払い下げた。買った人は薪にしようと割っているときに、木の肌5寸ばかり入ったところに、この釘が刺さっていたという。」
木の中に釘が埋もれていたというんですね。
5寸も中に入っていると言いうのでおそらく100年くらいの年月が経っているのではないかということです。
なぜこんな釘が埋もれていたのか島の老女に聞いて見たところ、それは「呪いの人形の釘」だろうということでした。
男女関係のもつれを「わら人形」で解決していたんですね。
わら人形に釘を打つという呪いの行動はいまでこそ影をひそめましたが、昔は当たり前のようにあったのでしょうか?
それにしても、この呪いの木に刺さっている釘の数、結構あります。
釘の数だけ呪いがあったのかと思うとちょっと恐いです。
恐いものを見たい方は是非佐久島まで足を運んでみてはいかがでしょうか?