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ぶらり西尾観光《其の33》西尾城天王門跡

西尾城下への入り口

天王門跡

天王門跡

東海道藤川宿から小島橋を渡り西尾郷へ通じる主要道路がこの西尾城天王門に続いていたそうです。

西尾城内への入り口となる5つの門のうちのひとつです。

平安時代には伊文神社は天王社という名前でしたのでそこから名前を拝借したのかもしれません。

 

お堀にかかった橋を渡ると広場があり、その先に天王門がありました。

 

「東に向く門は、本柱の上に切妻破風の屋根がつき、その控柱の上にも屋根を設けた高麗門形式の門が建てられていました。…」(立て札より抜粋)

 

門の内側には番小屋があり三道具が立てられていました。三道具とは、

 

「三道具(みつどうぐ)とは、刺股(さすまた)・突棒(つくぼう)・袖搦(そでがらみ)の三種類の捕り物用の道具(捕具)の総称」(Wikipediaより)

 

です。

番小屋を抜けると写真右奥に当たる伊文神社があります。

写真左へ曲がれば、足軽屋敷中組の木戸前を経て天王町から中町へと向かいます。

今でも昔のままの道を辿れるのが嬉しいですね。

 

個人的には、この天王門の下あたりに公営駐車場を設けて、伊文神社から西尾城までそぞろ歩きを楽しめる町づくりができれば魅力的な観光地になりそうな気がします。

現在は西尾駅から西尾城へのルートを歩いている人をよく見かけますが、歴史を紐解けばこちらのルートの方をオススメしたくなります。