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Cute Movies

ルパン三世 カリオストロの城

監督:宮崎 駿

今回は不朽の名作 ルパン三世 カリオストロの城 です。

観た事ある方は沢山いらっしゃると思います。
だが、しかし。
私は不幸にも今まで1度も観た事がなかったのです。

偽札の謎を解くためにカリオストロ公国に潜入したルパンと次元。
カリオストロ公国は400年もの間、一度も他国の侵害を受けずに歴史を刻んできた青い海に囲まれた小さな国。
その小さな国に向かって小さな車で猛スピードで走り抜けるルパンと次元が画面に映し出されます。
その時点でもうワクワク。期待で胸がいっぱいです。
公国に入ってすぐに花嫁姿で悪い人達とカーチェイスをして逃げている美少女に遭遇した2人。
あれれ?美少女はもしかして 風の谷のナウシカ・・・?
いやいや、この映画の監督は 今をときめく宮崎駿さん。
だから顔がナウシカに似てるのね・・・と妙に納得しつつ、目はカーチェイスに釘づけ。
美少女を助けようとルパンと次元もカーチェイスに参加。
その無重力アクションには感動すら覚えました。すごい・・・。

その美少女はカリオストロ公国の最後の姫クラリス。
叔父のカリオストロ伯爵は彼女と強制的に結婚して公国の独占を企んでいたのです!
クラリスは結婚式まで、カリオストロの城の塔に軟禁されてしまいます。
それを先に潜入していた峰不二子様に聞き、クラリス救出に向かうルパン。
屋根をつたいジャンプしてクラリスが軟禁されている塔へ向かいます。
絶対大丈夫ってわかってるんだけど、手に汗握るアクション?が続きます。

ルパンが忍び込んだ城には仕掛けがたくさん掛けられています。
鉄壁のセキュリティをかいくぐって忍び込むのですが、ルパンって本当に何でもできるんだなぁと感心してしまいました。

ルパンが来たという事で、銭形警部も埼玉県警のパトカーで登場してきます。
埼玉県警って!芸が細かい!細部へのこだわりを感じました。
同じ頃、五右衛門もカリオストロ公国へ到着。
かっこいい・・・。画面に映るだけでかっこいい・・・・。素敵・・・。

余談ですが、昔から五右衛門が好きで、五右衛門ジッポ(ライター)が出たとき真っ先に購入しました。
なのに・・・なのに・・・
購入してすぐに雨に濡れて水浸しになり使えなくなりました。
何か五右衛門にフラれた気分になりました。悲しい気持ちになりました。

まあ、そんな事はいいとして、役者が全員揃ったところで話はいよいよ核心の偽札と公国の関係へ入っていきます。
もう、今更なのですが登場人物のキャラクター、話の構成と文句のつけどころがなく、純粋に、あらゆる層の人達が楽しめる映画だと思いました。
小さい子から大人まで面白い!って楽しめるのってすごい事ですよね。
ありそうで、ない・・。
でも、宮崎駿さんの作品は子供から大人まで楽しめる作品が非常に多い・・。
やっぱりすごい人なんだぁ。と改めて思いました。

細かいところまでこだわって作っている作品だし、話も色々な伏線が張ってあって、見ていて飽きず、もちろん中だるみもなし。
最後の銭形警部の言葉に見ているこっちが恥ずかしくなっちゃったりと、本当に最後の最後まで楽しめる映画でした。

何回も観た事ある方も、また観てみて下さい。
前は別に笑ったりしなかった場面で、何故か笑っちゃったり、ええ!こんなのだったっけ?とか
新たな発見があるかも・・・。



text by...  piroron

2003/02/26