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西尾市を代表する神社のひとつ
伊文神社
西尾の夏を彩る祇園祭り。
このお祭りに伊文神社はなくてはならない存在です。
祇園祭りは江戸時代から盛んだったそうで、
「みこしの渡御(とぎょ)を始め天王町のしし舞、肴町の大名行列、本町の手踊り等は今も受け継がれている。」(立て札より)
私が子どもの頃はまだ中央通りも拡幅する前で、車も普段は一方通行の狭い道を大名行列が通っていました。それはそれはもの凄い人混みで前へ進むのも一苦労。スリや痴漢も多かったことでしょう。おっさん達も普通にたばこを吸いながら歩いていましたし、今では考えられない様な光景だったと思います。それが今では道幅も広がり、昔に比べればゆったりと見ることができるようになりましたね。祭りの中心も歴史公園に移動しましたし、徐々に祭りも様変わりしています。
さて、伊文神社。
以前も書きましたが、今から1100年程前、文徳天皇の皇子が都からこちらにお引っ越しされる際に天王社(現 伊文神社)と八幡社(現 御劔八幡宮)も一緒に三河の地へお引っ越ししたと記されています。
天王社(現 伊文神社)は元々宮町に祀られていたそうですが、後醍醐天皇の時代に今の場所にお引っ越ししました。
神社ってちょいちょいお引っ越しするんですね。
実は名前もちょいちょい変わっています。
天王社→伊文山天王(いもやまてんのう)→伊文山牛頭天王(いもやまごずてんのう)→伊文社(いもんしゃ)→伊文天王(いもんてんのう)→伊文神社(今ここ)
なにせ、西尾の産土神(うぶすながみ)です。
産土神とは「その人の生まれた土地を守る神。鎮守(ちんじゅ)の神。」とGoogleで調べたら書いてありました。
西尾をずぅっと守ってくれているんですね。