旬な地元ネタ!!
前々から気になっていた「愛・地球博メモリーハウス」。読者の皆様を代表して聞いてまいりました!
西尾と碧南を結ぶ「鷲塚橋」から西尾方面へ東に進むとすぐ右手に見えてくる、あの看板。
ずっと気になっていました。皆さんも気になっていたでしょ?
「愛・地球博 2005 メモリーハウス」
勇気を出して、車を停めて見てきました!
え、えぇっと…、書きにくいですが、「(小声で)農機具小屋?」
あ、看板の裏に説明書きがありました。
そうだったんですね。
言われてみれば、小屋の天井に「欄間」とか「刻書」があります。
あ、小屋ではなく「和の茶堂」です!!
もうちょっと詳しくしりたいですよね?
看板の向かいにある「賓水園」さんにお話を伺ってきました。
お店の方によると…
2005年に開催された「愛・地球博」の長久手会場にある地球市民村で、「世界お茶まつり」というイベントが5月に行われました。その舞台となって活躍していたのがこの「和の茶堂」。
その時の様子がコチラ↓
http://www.expo2005.or.jp/jp/E0/E1/head/0515_001.html
「一番茶摘み体験」や、茶葉の「手もみ体験」、「日本茶のお接待」などを行う企画で、こちらの賓水園さんがお手伝いをされたそうです。
“お茶の木を長久手会場に植えて育てて、お茶摘を体験してもらう・・・”というと簡単に聞こえてしまいますが、お茶の木を移植するというのはとても難しく、実際には愛・地球博が開催される3年も前から移殖し、お世話をして育てられたそうです。
そして、愛・地球博が閉会し、会場を更地化するにあたり、この「和の茶堂」も取り壊すことになり、それはもったいないからということで、イベントに尽力されたこちらの賓水園さんが引き取り、移築されたそうです。
現在では5月にお茶摘をしに来てくれる中学生さん達がお昼のお弁当を食べるのに、この「和の茶堂」を使ってもらっているそうです。
でも、その中学生さん達は残念ながら もう、愛・地球博のこと知らないんですって。
言われてみれば、13年も前ですもんね (^-^;
というか、13年も前の「愛・地球博」のHPが未だに存在していることに一番ビックリしてしまいました。
囲炉裏のある素敵な賓水園さんの店内です。
賓水園さんには「日本茶インストラクター」がいらっしゃいますよ。美味しい日本茶の頂き方を知りたい方はぜひ!